ワークブーツと言ったらレッドウィング レッドウィングは何を履けばいい?

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ワークブーツとして名の知れているアメリカ創業のレッドウィング。

実はワークだけでなくキレイめにも、細かく分けるとバイカーやアメカジなど様々なファッションに合わせられてしまう魅力があるのです!

 

まず最初の一足を何にしようか悩んでいるあなたの為に、レッドウィングについてお伝え致します!

 

 

レッドウィングとは

 

まずはじめに、レッドウィングとは1905年創業のアメリカのシューズメーカーです。

当時はワーカー向けに作られていましたが、その高品質な物作りが徐々に支持され、現在では国を超えて幅広い世代からファッションとして親しまれています。

 

 

レッドウィングの魅力

 

最大の魅力は2点ございます。

 

メイドインUSA

1つ目は、創業当初からメイドインUSAを貫き通しているところ。

レッドウィングの工房がある土地はアメリカでも移民が少ない街の為、職人の入れ替わりも少なく、安定した高品質の革靴を作ることができています。

 

妥協無き革選び

2つ目は原皮への配慮も細かいところです。

使われているほとんどの原皮が近場のミズーリ州にある牧場で育った牛革を使用しています。

通常ならば輸送の際に皮を塩漬けにしますが、近場ですとその処理を省ける為、新鮮な皮を痛めずに使用することができています。

 

レッドウィングのオススメモデル

 

レッドウィングの歴史、魅力と見てきて欲しい気持ちが高まってきたのではないでしょうか。

お次は、オススメのモデルをファッションと合わせてご紹介致します。

 

アイリッシュセッター

 

1950年、オレンジに近いブラウンカラーのレザー、オロラセットレザーを使ってハンティング用のブーツを発表しました。

 

それがアイリッシュセッターです。

 

名前の由来は猟犬、アイリッシュセッターの毛並みの色に似ていたからだそう。

 

特にオススメ#9875

 

時代とともに変化を遂げてきたアイリッシュセッターですが、#9875は発表当時のディテールを忠実に再現しており、今は使われなくなってしまったオロラセットレザーに代わってゴールデンラセット セコニア レザーで近い色味を表現したり、アイリッシュセッターの犬が描かれたタグを復刻させています。

 

アイリッシュセッターにはデニムを合わせて王道のアメカジスタイルがカッコよく決まります!

 

ベックマン

 

ワークブーツのイメージが大きいレッドウィングですが、実は代表作のベックマンブーツはドレスシューズの位置づけなのです。

 

20世紀初頭では、フォーマルなスーツに合わせるのは現在のような短靴ではなく、15cmくらいの丈のブーツを合わせるのが主流でした。

 

そのドレスシーン向けに発表されたのがベックマンブーツです。

 

このシリーズのみフェザーストーンレザーと呼ばれる光沢が美しいレザーを使い、ドレス仕様に仕上げています。

 

カジュアルはもちろん、ベックマンはその上品さからシックなスタイリングにも合わせられてしまいます!

 

 

ポストマンシューズ

 

数あるモデルの中でも珍しい短靴のポストマンシューズ。

 

ポリスマン(警察)とポストマン(郵便配達員)の為に発表した革靴です。

 

#101はクッション性が高いソールを使っており、重い荷物を持って歩き回るポストマンには無くてはならない存在になりました。

 

一時期はアメリカ郵便局の指定靴となったほど。

 

現在もブラック クッション クレープ ソールと呼ばれるクッション性に富んだソールを採用しているので、疲れにくく人気の革靴のひとつです。

 

通常のスムースレザーのダービーシューズの他に、スエード素材のものとチャッカブーツもあるのでご覧あれ。

 

ブーツは履く機会があまりないという方、少しフォーマル向けの革靴が欲しい方にもオススメしたい革靴です。

 

モダンな格好に合わせるのも良し、チノパンやワークパンツと合わせるのもオススメのコーディネートです。

 

 

エンジニアブーツ

 

19世紀半ばはアメリカで鉄道網が発展しました。

 

 

その時代、鉄道機関士向けのブーツとして出したのがエンジニアブーツになります。

 

足首に調節可能なアンクルストラップがつき、タックインしたパンツの裾を留められるようにたけられたストラップが特徴的。

 

つま先はスチールトゥ仕様で衝撃から足を守ってくれるなど、ワークブーツならではのデザインが垣間見れます。

 

蒸気機関車の衰退とともに現在ワークとしての実用性はなくなってしまいましたが、今でも人気を誇るモデルのひとつです。

 

バイカーから熱い指示を受けているエンジニアブーツ、ライダースやバブアーなどのオイルドジャケットと合わせてバシッと決めるとカッコいいですよ!

 

まとめ

 

ワークブーツのイメージが強いレッドウィングですが、意外と幅広いテイストの革靴が揃っていることがお分かりいただけましたでしょうか?

 

・アメカジ→アイリッシュセッター

・クラシック→ベックマン

・ワークスタイル→ポストマンシューズ

・バイカーコーデ→エンジニアブーツ

 

修理しながら履けば10年以上は軽く履ける丈夫なレッドウィング。

履けば履くほど味わいが出てくるのも魅力です!

私が現在履いているセッターとエンジニアは15年ほど履いてます!

ご自身のファッションに合わせて、レッドウィングの革靴を選んでみてくださいね!