靴磨きの基本② 汚れ落とし編

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更新が遅くなり申し訳ございません、大変お待たせしました・・・Σ(´∀`;)

こんにちは!!!!!

さて、前回は靴磨きで準備・用意するものをお話しましたね。

今回は靴の汚れ落としをお話していきましょう!

靴の汚れ落とし

靴磨きの基本として、まずは靴の汚れ落としというところをやっていきましょう。

前回は準備するもの記事に書きましたが、それに少し付け足しながら説明していきます(`・ω・´)ゞ

少し細かく説明するので長くなるかもしれません・・・。最後までお付き合いください・・(*´ω`*)

但しこの靴の作業時間は5分以内には終わります。(靴の汚れ具合による)

↑今回磨くのはバーウィックのフルブローグです!!

バーウィックはスペインの靴ですね(*´﹃`*)

さて、では早速!!!!!!

汚れを落とす前に

↑まずは、紐を外して、シューキーパー・ツリーをセットしましょう。セットすることで作業がやりやすくなります。

シューツリーは値段が高いので、ダイソーのシューキーパー等でも良し!必ず紐は面倒くさがらずに外しましょう!!紐を付けたままやると、クリームが付いたりしてすぐだめになりますよ(´;ω;`)

馬毛で砂やホコリを落とそう

↑馬毛ブラシでホコリ落としをします。靴磨きっぽくなってきましたね!!(`・ω・´)ゞ

この作業は地味ですがものすごく大切な作業です。磨き作業にはホコリや砂等は大敵です。必ず最初にしっかりとホコリを落としましょう。

コバ(靴の横)周りやタン(ベロ)の部分は特にホコリが溜まる部分です、しっかりと落としましょう。

↑ホコリを落としました。ホコリを落としただけでは何も変わりませんよねΣ(´∀`;)

リムーバーで汚れ落とし

↑さて、次はリムーバーを使った汚れ落としになります。

ここでいう汚れ落としとは、ブラシだけでは落ちない汚れはもちろん、以前に塗ったクリームやワックスを落とし、「革をスッピン」の状態にするということです。

何故モゥブレイステインリムーバーか

なぜモゥブレイのステインリムーバーを推すかと言うと、

× 一般的なクリーム状やローションタイプのクリーナー


ツヤ出し成分のロウが含まれているのでクリームを塗って、さらにその後靴クリームで仕上げるのと同じ感覚(厚化粧になる)


○ M.モゥブレィ・ステインリムーバー

皮革表面のメークを優しく落し、すっぴん状態をつくり、クリームの浸透性やのりをよくする

からです。また、圧倒的な使いやすさ、そして値段は高いように見えますが、少しずつしか使わないのでコストパフォーマンスも意外に良いんです(*´ω`*)

決して、モゥブレイの回し者ではありません(;´∀`)

生地の使い方

↑さて、汚れを落としていく前に、生地の使い方にも少しコツがあります。これは、靴磨きをするにあたってとても大切な基礎です。

鏡面仕上げをする際にも必須になってくるものです。(左上→右上→右下→左下完成)写真の様に、細く長く切った生地(汚れ落としはTシャツの切れ端等割りとなんでも良い)を中指と人差し指にねじりながら巻いていきます。

最初は慣れないと思いますが、最も大切なのは、「作業中にずれないこと」と「二本指のリムーバーを付ける部分にシワが寄らないこと」です。

(まぁ、汚れ落としは大体で良いですが、ズレやシワは鏡面仕上げの際は命取りになります。)

↑さて生地を巻けたら、リムーバーを付けます。

あ!!!!その前にリムーバーはよく振ってからお使い下さい(;´∀`)

量は少しで良いです。生地が湿ったと思うくらいで良いです。

実際に作業していく

↑汚れを落としていきます。片足ずつやります。結構ゴシゴシやっていいです。というかやらないと落ちません。

途中リムーバーの湿り気がなくなったら、リムーバー足しながらやっていきます。履きジワの部分もシッカリネ!!

全体が終わったらもう一回。計2回は最低でもやってください。1回ではあまり落ちません。2回目からかなり落ちてきます。

↑左足が2回終了しました。右足に比べ光の反射が少なくなっています(部屋が暗すぎて写真じゃ分かり辛いんじゃバーロー・・・(;´∀`))これを次は右足。

作業前・後を比べてみよう

↑両足終了しました。写真左before・写真右after です。

両足とも光を失いましたね!これがスッピンの状態です。

これでクリームを塗る準備はできました!!!

クリームぬりぬりは次回のお楽しみに!!!!

肌が黒いなんて言わないでね・・・地黒です・・・(´゚д゚`)

今回ご紹介した商品はコチラ

Dafs Mart たけぺ