革靴は何足必要?最低3足は揃えよう

 

みなさんは、お気に入りの革靴はありますか?

高級な革靴で、〜万円もしましたが思い切って購入しました!

購入してからこまめに手入れを行い、いい感じに味が出てきました!

 

革靴は履けば履くほど味が出てきます。

良い味が出ればカッコいいですし、履いているだけで気分も上がりますよね!

 

ただ、お気に入りの革靴を毎日欠かさず履くことはあまりオススメしません。

毎日履くことにより、革靴は思っている以上にダメージを受けてしまいます。

 

それにより、お気に入りの革靴の寿命が縮むことにも繋がりかねません。

 

今回は革靴をローテーションしなければならない理由と、革靴は何足必要かについて紹介します。

革靴のローテーションはとても大事

 

毎日同じ革靴を履き続けることによって、革靴は思っている以上に多くのダメージを受けてしまいます。

ローテーションをしなければならない理由の大きな理由は、革靴を乾かす期間が必要なためです。

 

足は1日でコップ一杯分の汗をかくと言われています。

革靴内の汗が乾燥しきっていないまま繰り返し履くと、湿気がこもったままになってしまいます。

そうなると、革靴を傷めてしまう二つの問題がおきてしまいます。

 

革靴を傷めてしまう二つの問題

臭いがつく

 

1日中履き続けた靴の臭いはとても良い臭いとは言えません。特に営業の仕事で日中歩き回った後の靴の臭いは尋常ではありません。

前述したように足は1日でコップ一杯分の汗をかきます。靴下である程度靴に汗が染みこむのをカバーできるものの、限界があります。

 

汗によって靴内の湿度が高くなると、雑菌が繁殖します。この雑菌が発生がイヤな臭いのもとになるのです。

しかもこのイヤな臭いはそう簡単に取れません。専用のスプレーをするなど、余計な出費にもなります。

 

カビが生える

 

湿気をそのままにしておくとカビが生える原因にもなります。温度・湿度・汚れの3つの条件が揃うとカビが生えてしまいます。

ジメジメした季節や夏は革靴内の温度が20〜30℃とカビにとって最適な温度になり、長時間高いままになりやすいです。

また革靴はスニーカーなどと比べると湿度が下がりにくく、高い湿度が保たれやすいです。

温度と湿度がカビにとって最高の状態であり、靴内の汚れも相まってさらにカビが発生しやすくなってしまいます。

 

臭い、カビの他にも革靴が痛みやすい要因があります。それは、型崩れです。

靴は歩くときの足の屈曲によって革が変形します。というのも、1日中歩き回っていると靴の甲の部分に履きシワがついてしまいます。

一度革靴に履きシワが定着してしまうと、戻すことは難しいです。

履きシワがついてしまった革靴はどんなに高級なものでもボロく、そしてみすぼらしく見えてしまいます。

1日中履き続けてついてしまった履きシワを元に戻し、定着させないためにも少なくとも二日は期間を空けたいですね。

 

以上が、毎日同じ革靴を履き続けることで受けるダメージです。せっかくの革靴なので、できれば長く履く続けたいものです。

 

では、結局革靴は何足あれば安心なのでしょうか?

革靴は最低3足は必要

 

革靴は最低でも3足は必要です。

 

前述したように、1日中履いた靴は汗で湿度が上がっています。一度履いた革靴が完全に乾ききるまで二日かかります。

経験上、1日でもある程度乾いているような気がしますが、季節や天候によって1日にかく汗の量も変わります。

なので、余裕を持って2日は間を空けたいです。

一週間は7日あるので、3足あれば間の履かない日を2日空けることができ、乾燥させることができます。

3足をそれぞれ違うデザインや色にすることをオススメします。

 

雨の日用に別の革靴を用意する

 

もちろんですが、一年365日、毎日が晴れということはありません。雨の日や雪の日もあったりします。

雨は革靴にとって天敵です。お気に入りの革靴が雨に打たれて痛んでしまわないように、雨の日用の靴を用意しておくのがオススメです。

 

雨の日は湿度が高く、革も痛みやすいのでシワやシミになる可能性が高いです。

そんな雨の日ように、防水加工された革靴や、比較的安価で汚れても大丈夫な雨の日専用革靴を準備しておくとよいでしょう。

 

違うデザインの革靴で気分をリフレッシュ

 

何でもそうですが、毎日が同じ物の繰り返しだと面白みがありません。

革靴も同じで、毎日同じ靴を履いているとビジネスでもプライベートでも気分をリフレッシュできません。

特にビジネスにおいては、毎日単調な仕事だったり嫌なことがあったりすると気分が沈みがちです。

自分のお気に入りのデザインの革靴を履いていると、沈んだ気持ちが高ぶったり、仕事に対してやる気が出ることもあります。

 

お気に入りのデザインの革靴を、その日の気分によって履きまわすことをオススメします。

 

 

まとめ

 

革靴は履けば履くほど良い味が出ます。

しかし毎日同じ革靴を履き続けていると、どれほど高級なものであっても痛んでしまいます。

毎日革靴を履くのであれば、最低3足を履き回し、革靴を傷めないよう工夫が必要です。

せっかくのお気に入りの革靴なので長く綺麗な状態で履きたいですね。